看護師のデスクワーク求人を探す方法【座ってできる仕事】

看護師のデスクワークで求人が多いのは治験コーディネーター、コールセンターです。

デスクワークでは、パソコンスキルが求められるので、パソコンに苦手意識がない人には向いています。

パソコンスキルに自信がない人は、座ってできる仕事（座っていることが多い仕事）を選ぶほうが良いでしょう。

この記事では、看護師で座ってできる仕事について解説します。

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看護師のデスクワークの求人

看護師のデスクワークの求人でよく見かけるのは、治験コーディネーターとコールセンターです。

治験コーディネーターの仕事は営業事務に近く、電話やメールでの連絡対応やパソコンでの資料作成、スケジュール管理などのデスクワークが多いです。

求人の多くはSMO（治験施設支援機関）で、治験を実施している病院・施設に配属されます。配属先によって働き方にちがいはありますが、デスクでパソコン作業している時間がほとんどになります。

治験を実施している期間だけは、ややバタバタとします。

コールセンターの仕事は、企業や医療施設などに設置された電話窓口で、かかってきた電話相談・問合わせに応対する仕事です。座りっぱなしの仕事です。

コールセンターによって看護知識の要求度が違ってきます。介護業界や医療業界ならそれなりの経験・知識を求められます。保険業界（保険会社）の健康相談窓口なら家庭レベルの知識で対応できます。

たとえば介護業界のコールセンターでは、患者やその家族からの相談（発熱、転倒、服薬など）に対応します。介護施設と提携しているコールセンターも多いです。そのため、求人募集では「急性期内科病棟で5年以上の経験」などの高い条件もよく見られます。

たとえば医薬品や医療機器メーカーのコールセンターでは、販売後のサポートや問合わせに対応します。自己注射のサポートや医療機器の操作案内、トラブル対応など、製品への正しい知識を頭に入れておく必要があります。

電話相談・問合わせの内容はパソコンで入力します。タイピングのスキルが必要です。

企業内で看護職務にあたる看護師は、産業看護師とも呼ばれます。大きな企業であれば保健室がありますが、多くは総務部に所属してオフィスワークになるでしょう。

業務では、社員の健康管理にくわえてメンタルケアも任されることになります。そのため心理系の資格をあわせ持つ人もいます。総務部の一員として働く場合は、労務管理などの仕事をお願いされることもあります。

看護では、社員がケガをしたり体調不良のときに手当するくらいになります。年に何度か、健康診断や避難訓練（救護係）のときは動き回ることが多くなります。

似たような働き方には保育園/幼稚園の看護師があります。実際は、子供たちの観察、園内の衛生見回り、乳幼児の世話（沐浴など）などが業務でもあり、座りながらできる仕事とは言えません。

デスクワークに転職するには

看護師が転職できるデスクワークの仕事は、紹介型の転職サイトで求人が見られます。

治験コーディネーター、コールセンターの募集は多く、紹介を得意としている転職サイトがあります。

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デスクワークに必要なスキル

看護師にできるデスクワークの仕事でも、一般事務職くらいのパソコンスキルが求められます。キーボードで文字を打つのが苦手な人は苦労するかもしれません。

取引先と電話をしたり、社員同士でもメールで連絡を取り合ったりします。敬語を正しく使えるのはもちろん、失礼のない対応ができなければなりません。

一般職のスケジュール感は、病棟とは違います。病棟では、言われたその時に、長くてもその日のうちに済ませる仕事が多いです。一般のオフィス勤務では、数日～数週のスケジュールになることもよくあります。

デスクワークへの転職を考えている場合は、これらのスキルが求められてもやっていけるかどうかを判断する必要があります。

パソコンのスキルに自信がない人は、医療現場で働ける健診センターや献血（日本赤十字社）の仕事を選んだほうが良いでしょう。

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看護師の座ってできる仕事

看護師の座ってできる仕事は、美容クリニック、訪問介護です。

美容クリニックは、施術中にイスに座って処置したり、受付も任されている場合は待ち時間に座っていることもできます。

美容皮膚科の場合は、おもにレーザーでの施術になりますが、手元がブレないように座って処置するケースが多いです。

訪問看護は、車での移動中は座ることになるし、訪問先で仕事を済ませてしまえば時間まで座って話したりする時間が多い仕事です。

献血ルーム・献血バスでは、一応、配置されたところにイスが置いてあります。座っていると眠くなるからと、立って業務にあたる人もいます。

健診センターは、担当によって座ることができます。問診や採血では、座ったままで受診者に対応することになります。

ルーチンワークなのでひたすら採血することになり、一日中、座っていることになります。

デスクワークに向いている人

座ってできる仕事はデスクワークになる場合があります。意外と見落としがちなのが、一日中、座っていることに耐えられること。

立ち仕事に慣れてしまうと、座っていることが苦痛に感じるかもしれません。私の経験ですが、オフィス勤務に転職した最初の数ヵ月は椅子に座っていることが苦痛でした。

仕事にパソコンを使うこともあって、社員同士の連絡がメールでおこなわれることも多いです。病棟は、つねに口頭で指示をもらったり、会話で成り立つ仕事ですが、デスクワークでは会話する機会が少なくなります。

日勤の仕事が多いため、病棟勤務より給与が低くなる傾向があります。給与が下がっても納得できることを、仕事を選ぶときに意識しなければなりません。

まとめ

• デスクワークの仕事：治験コーディネーター、コールセンター、企業内看護師
• 座ってできる仕事：美容クリニック、訪問看護
• デスクワークでは、一般事務くらいのパソコンスキル、マナー、スケジュール管理などのスキルが必要になる。
• デスクワークは、一日中、座っていることが苦痛ではない人に向いている。
• デスクワークに自信がない人は、健診センターや献血（日本赤十字社）の仕事を選んだほうが良い。
• 献血はよく求人募集されている。正社員登用にも積極的なので、気になる人は看護師専門の求人サイトで検索して募集を見てみると良い。